2011年8月3日水曜日

トルコで取組まれている1000万署名の呼びかけ文です。

ただちに、すべての原発を止めろ!


日本では、およそ3万人の人々が3月11日の地震とその後の津波のため命を奪われました。 そして、福島第一原子力発電所から放出された放射性物質は、原発のある地域だけでなく、日本国中の人々すべての生命をおびやかしています。地下水、海水、食物が汚染され、放射性物質が世界中に風で運ばれています。人類は歴史上最も重大な原子力災害の1つに直面しています。何十万人もが犠牲になった広島・長崎を経験した日本の民衆が、今また国家とボスどもの利潤追求の欲望の犠牲にされています。

これを天災と呼ぶことは大自然に対する誤解であり、冒涜です。母なる自然は、巨大地震と津波が日本で起こる可能性を繰り返し警告してきました。しかしながら、利潤追求に突っ走る資本家どもと彼らの政府は、これを知りながら必要な注意を払いませんでした。それどころか吸血鬼のような資本家どもは、停電で動かなくなった工場から何千人もの労働者を首にしています。

日本の資本家どもとその国家は「この苦しいとき、結束と統一が必要だ」と説教を垂れるのに大忙しです。その上日本政府は「再建」という口実のもと、苦しんでいる労働者の肩に増税と言う重荷を負わせ、更に苦しめようとしています。

今の秩序を守ろうとする連中は、資本主義が引き起こしたこの大量虐殺を前にして労働者階級を黙らせようとしています。しかし、彼らがいくら必死になっても、やる気満々の労働者階級と福島の農民を黙らせることはできません。戦闘的労働組合に結集する我が日本の兄弟姉妹たちは、「ただちにすべての原発を止めろ!」と訴え、そのための1000万署名キャンペーンを開始しています:

「人々は怒っている。 すべての労働者がこの決定的な時期にどう生きるかを考え始めています。 今必要なのは原発を止めることができる巨大な労働運動を作り上げることです。 私たちは原発なしには生き残ることができない資本主義そのものを打倒しなければなりません」

抗議行動は世界中に広がっています。「福島が警告している。ただちにすべての原発を止めろ!」--これが世界中の労働者階級の共通の叫びです。世界中の労働者は団結しよう。そして原発を推進する帝国主義を、打倒しよう!

闘う労働組合を甦らせよう! 「再建」という口実による増税を止めよう。いわゆる「再建運動」を推進する御用組合幹部どもをぶっつぶそう。それは大企業を救済するものでしかない!首切りと原発に反対する巨大な運動をまきおこそう!

広島と福島の友人たちが始めた、「ただちに原発を止めろ!1000万署名」を、すべての職場、組合、地域に広げよう!

日本の労働者階級の兄弟姉妹の声に応えよう。世界中でただちに原発を止めろ、原発の新規建設をやめろ、と訴えよう。
大量虐殺を二度と許してはならない。 署名に協力してください!

UID-DER(国際労働者連帯協会)


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